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麻薬取締官の年収は低いって本当!?収入事情の裏側に迫る!

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国家公務員である、麻薬取締官、通称「麻取(マトリ)」。

果たして、麻薬取締官の年収は低いのでしょうか?

こぱむ

元麻取の先輩に話を聞けたので、記事にまとめました!

元マトリのS先輩

守秘義務もあるから、全部は話せないけどね!

麻薬取締官の年収の実態を明らかにするとともに、仕事の魅力についてもお伝えしていきます。

目次

麻薬取締官の年収の実態とは?

麻薬取締官 年収 低い

国家公務員である麻薬取締官は、国が給与に関する統計調査を行っています。

今回は、令和4年の国家公務員給与等実態調査行政職俸給表をもとに、初任給や平均年収を算出しました。

初任給は低い?

麻薬取締官の給与は、行政職俸給表(一)をもとにして支給されます。

令和4年の実態調査によると、麻薬取締官の初任給は187,430円でした(※大卒の場合)。

ただし、これは諸手当を含まない行政職全体のデータであり、麻薬取締官だけではありません。

新卒薬剤師が麻薬取締官になった場合、地域手当や残業手当、住居手当を含めると20万円程度と推測されます。

厚生労働省が公表している『賃金構造基本統計調査によると、令和4年度の大卒の初任給の平均は228,500円です。

こぱむ

薬剤師の初任給は約30万円なので、麻薬取締官の初任給は低いと言えるかもしれませんね。

平均年収は低い?

では、平均年収を見てみましょう。

ここでは、2021年のデータを参考に、平均俸給額×4.45の数値をボーナスとしています。

俸給平均給与月額ボーナス年収
323,711円405,049円1,440,514円6,301,102円

麻薬取締官の平均年収は約630万という結果でした。

ちなみに、国税庁が公表している民間給与実態統計調査によると、令和3年度の平均年収は443万円です。

国家公務員の収入の良さが見て取れるデータとなりました。

元マトリのS先輩

正直、若手の年収は低いと思うよ。

ただし、これはあくまでも平均値で、経験年数の浅い、若手麻薬取締官の年収は低いそうです。

下積み時代は、収入の低さに不満を感じることも少なくないのでしょう。

麻薬取締官の年収は低い。その理由とは?

麻薬取締官の平均年収だけを見ると高年収。

それでも、「年収が低い」という声があがる理由として、以下の2つがあげられるでしょう。

初任給の低さ

公務員である以上、どうしても初任給が低くなってしまいます。

ある程度の手取り収入になるまで、長く勤務する必要があるのです。

こぱむ

地方公務員として働いた時代がありましたが、初任給の低さに驚きました。

経験年数が浅い間は、特に、「収入が低い」と不満を感じるのにも頷けます。

管理職以外の収入の低さ

管理職になると、管理職手当がもらえるようになり、基本給もボーナスも大きく変わってきます。

そうなってくると、平均年収またはそれ以上の収入も見込めるようになるのです。

ですが、管理職に就くためには経験年数はもちろん、業績も認められなければなりません。

経験年数が増え、管理職につけるようになると平均年収に近い収入が得られるようになります。

【収入だけじゃない】麻薬取締官のやりがい

麻薬取締官 やりがい

魅力①:強い使命感

先輩が一番に語っていたポイントがこちら。

犯人逮捕のために使命感を持って仕事をするのが楽しかった

元マトリのS先輩

犯人逮捕のために使命感を持って仕事をするのが本当に楽しかった。

休日出勤があったり、上下関係が厳しかったりしたけれど、「犯人逮捕」のためにチーム全員で仕事に取り組んでいた一体感が好きだったそうです。

しかし、犯人逮捕の瞬間は緊張の一瞬。

暴れて抵抗する外国籍の犯人や暴力団組員を相手にするため、マトリ側も必死になります。

それでも、逮捕できた瞬間の安堵感と達成感は何とも言えない充実した気持ちになれるそうですよ。

魅力②:出向で色んな現場を経験できる

麻薬取締部では、人事交流を行っているそうです。

地方厚生局のほか、警視庁や警察庁、財務省税関などがあるんだとか。

先輩は都道府県庁の薬務課への出向経験があったそうです。

こぱむ

警察庁や警視庁で働くことがあるなんて知りませんでした。

元マトリのS先輩

麻薬取締官は出向先が多いのが特徴かも。
マネーロンダリングに関する調査や、税関での麻薬密輸の取り締まりに携わっていた同期もいたよ。

様々な業種の人たちと交流しながら、経験を積み重ねていけるところも麻薬取締官の魅力ですね。

公務員薬剤師としての仕事をまとめた記事はこちらをご覧ください。

まとめ

麻薬取締官の収入に関する解説は以上になります。

公務員である以上、初任給の低くさは仕方がありません。

しかし、麻薬取締官の魅力はそこではないのです。

「かならず犯人を捕まえる!」

そんな、使命感を燃やしながら、仕事に取り組めるところが最大の魅力です。

また、様々な出向先で多くの職種の人たちと交流しながら、職務経験を増やしていけるのも麻薬取締官ならではしょう。

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