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薬剤師の年収はいくら?薬剤師が年収アップするためのポイントを詳しく解説

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薬剤師として就職できたのはいいけど、昇給もほとんどなくて将来が不安」と悩む人は多いです。6年間も薬学を学び、やっと就職できても年収が低いと納得がいかないものです。

この記事では、薬剤師の最新の年収事情や年収の差、年収アップのポイントについて詳しく紹介します。記事を読むと、薬剤師が年収を上げるための具体的な方法がわかります。薬剤師の年収の差について正しく理解し行動すれば、納得のいく年収を手にすることが可能です。

目次

薬剤師の平均年収

令和5年の賃金構造基本統計調査によると、薬剤師の平均年収は約583万円です。しかし、同じ薬剤師でも年収には幅があります。地域別や年齢・男女別、職場別など、それぞれの年収のデータを紹介します。
» 厚生労働省(外部サイト)

【最新データ】薬剤師の平均年収

2023年時点の薬剤師の平均年収は、約583万円です。薬剤師の年収は、日本の平均年収の約458万円を上回っており、薬剤師は比較的年収の高い仕事と言えます。

薬剤師の年収が日本の平均年収と比較して高い理由は、薬剤師が専門知識と技能を求められる職種であるためです。パート薬剤師の場合、時給は約2,400円です。
» 国税庁(外部サイト)

過去10年間の推移

過去10年間における薬剤師の平均年収の推移を以下にまとめました。

調査年数平均年収
2023583万円
2022583万円
2021581万円
2020565万円
2019568万円
2018565万円
2017548万円
2016519万円
2015536万円
2014536万円
過去10年間の薬剤師の平均年収推移(2023年)

薬剤師の平均年収は、過去10年間で着実に上昇しており増加傾向です。10年前の2014年と比べて、平均年収の増加額は約50万円でした。薬剤師の職業価値が高まる背景には、医薬品の需要増加や薬剤師の業務範囲の拡大などの影響があります。
» 厚生労働省(外部サイト)

【地域別】薬剤師の年収

薬剤師の年収は地域によって異なります。地域ごとの年収の特徴も把握しておきましょう。

都道府県別の年収を比較

都道府県別の薬剤師の平均年収のデータは、以下のとおりです。

ランキング都道府県平均年収
1位宮崎県717.7万円
2位熊本県684.1万円
3位栃木県664.8万円
4位青森県651.9万円
5位静岡県638.0万円
6位茨城県637.0万円
7位京都府633.8万円
8位大阪府632.0万円
9位長崎県623.1万円
10位群馬県619.6万円
11位島根県617.0万円
12位富山県609.6万円
13位山形県607.0万円
14位鳥取県604.2万円
15位鹿児島県599.3万円
16位佐賀県596.3万円
17位秋田県591.0万円
18位新潟県590.8万円
19位徳島県590.7万円
20位長野県589.8万円
21位愛媛県589.8万円
22位広島県589.0万円
23位東京都584.8万円
24位岩手県584.3万円
全国平均583.4万円
25位北海道583.3万円
26位千葉県582.3万円
27位愛知県581.1万円
28位石川県572.1万円
29位埼玉県571.8万円
29位大分県571.8万円
31位岐阜県571.7万円
32位福井県569.6万円
33位兵庫県569.1万円
34位福島県568.3万円
35位山梨県561.5万円
36位高知県558.2万円
37位福岡県556.8万円
38位香川県553.0万円
39位沖縄県551.9万円
40位神奈川県547.0万円
41位宮城県543.7万円
42位滋賀県537.2万円
43位岡山県534.5万円
44位山口県524.2万円
45位奈良県520.7万円
46位和歌山県509.1万円
47位三重県491.2万円
【都道府県別】薬剤師の年収

以上のデータから、働く地域によって年収が大きく異なることがわかります。
» e-Stat(外部サイト)

都市部と地方での年収の違い

一般的に、東京などの都市部の方が年収が高くなると考えがちです。しかし、薬剤師の場合は一概に都市部と地方で年収を比較はできません

「都道府県別の年収」のデータを見ると、ランキングの上位は地方が占めています。しかし、同じ九州エリアでも、年収の順位はさまざまです。宮崎県・熊本県は上位ですが、大分県や沖縄県は全国平均を下回る結果でした。大阪は8位、東京は23位という結果から、都市部でも年収が高いわけではないことがわかります。

地域で年収に差がある理由

地域によって年収に差ができる原因には、以下のようなものが考えられます。

  • 薬剤師の需要と供給のバランス
  • 各地域の医療需要
  • 企業の数や業種の違い

薬剤師の数は、都市部では飽和状態でも、地方では不足している場合も多いです。薬剤師が不足している地域では、人員の確保のために高い給料が払われることから年収が高くなります。地方での薬剤師不足の原因は、薬学部が都市部に多く、薬剤師も都市部に集中しやすいためです。

医療需要が高い地域や、製薬会社など年収が高い企業が多い地域は、平均年収も高くなります。薬剤師として転職活動をするときは、都道府県別ごとの年収の差を知っておくことが、年収アップにおける重要な手がかりです。自分のライフスタイルやキャリアプランに合った場所で働くことが、満足度の高い生活を送るための鍵となります。

【年齢・男女別】薬剤師の年収

薬剤師の年収は年齢や性別によって大きく異なります。年齢・男女別の年収の差について理解し、それぞれの状況を踏まえてキャリアプランを立てることが重要です。

年齢別の平均年収

薬剤師の年齢別の平均年収は、以下のとおりです。

年齢平均年収
20〜24歳381万円
25〜29歳465万円
30〜34歳564万円
35〜39歳608万円
40〜44歳630万円
45〜49歳641万円
50〜54歳666万円
55〜59歳717万円
60〜64歳582万円
65〜69歳516万円
70歳〜558万円
【年齢別】薬剤師の年収

薬剤師の年収は、経験年数や役職によって上昇する傾向にあります。20代は経験が浅いため、他の年代と比較すると年収は低めです。働く期間が長いほど責任ある業務や役職などに就くようになるため、経験年数に比例して年収も増加します。

50代では年収がピークを迎えます。長年の経験と積み重ねたスキルが高く評価されるためです。60代では、退職前の準備期間として勤務時間や責任が減ることが影響して、年収は減少します。キャリアプランを立てるときは、年齢とともに年収が変動することも理解しておく必要があります。
» e-Stat(外部サイト)

男女別の平均年収

薬剤師の男女別の年収のデータは、以下のとおりです。

性別平均年収
男性薬剤師623万円
女性薬剤師542万円
【男女別】薬剤師の年収

男女間での年収差は顕著で、男性薬剤師の平均年収は約623万円であるのに対し、女性薬剤師は約542万円です。男女の年収に差がある理由として、女性のキャリアの中断や役職に就く機会の損失が挙げられます。女性は結婚や出産により、家庭の事情でフルタイムで働くことが難しい場合が多いです。
» 厚生労働省(外部サイト)

一方、男性薬剤師はフルタイムで働ける場合が多く、経験やスキルを積みやすいです。働ける時間が長いほど、管理職・役職に就く機会も増え、年収も必然的に高くなります。

男女別での常勤勤務の割合は、男性は89.9%、女性は64.3%と女性の方が低いです。ライフイベントが、女性のキャリア形成に大きく影響を与えていることがわかります。

男女の賃金差は年々減少傾向にあるものの、性別による賃金差があることは事実です。性別による差は社会的に問題視され、今後の企業や組織などの課題として、男女平等の実現への取り組みが進められています。
» 厚生労働省(外部サイト)

【職場別】薬剤師の平均年収

薬剤師は職場や業種によって年収が異なります。製薬会社の年収が一番高く、病院薬剤師の年収は低い傾向です。各業種における年収や業務内容を解説しますので、職場選びの参考にしてください。

それぞれの年収は、以下のとおりです。
» マイナビ薬剤師(外部サイト)

  • 調剤薬局:約429〜596万円
  • ドラッグストア:約447〜594万円
  • 病院薬剤師:約401〜542万円
  • 製薬会社:約431〜664万円
  • 公務員薬剤師:約625万円

調剤薬局

調剤薬局の薬剤師の平均年収は約429〜596万円です。調剤薬局は地域に密着しているため、安定した需要があります。夜勤や休日出勤により手当がつく場合は、年収が上がる可能性があります。

主な業務内容は、定期的に訪れる患者への薬の処方です。調剤業務以外にも、在宅医療や地域連携などの業務を担当することがあります。調剤薬局は勤務時間が規則正しいことが多く、プライベートを確保しやすい点も魅力です。

ドラッグストア

ドラッグストアで働く薬剤師の平均年収は、約447〜594万円です。ドラッグストアで働く薬剤師の年収は、調剤薬局や病院勤務の薬剤師と比べると高くなります。シフト制や深夜勤務などの影響によって、年収が高くなる場合もあります。

ドラッグストアで働く薬剤師は業務内容が幅広く、担う業務の量が多いことが反映された年収です。管理薬剤師やエリアマネージャーなどの役職に就くことや、転勤・複数店の掛け持ち勤務も年収増加のチャンスになります。

ドラッグストアは、一般的な薬の他にも日用品や健康食品を取り扱っているため、幅広い知識が求められます。OTC医薬品の販売やアドバイスを行うことも業務の範囲です。

病院薬剤師

病院薬剤師の年収は、約401〜542万円です。他の業種と比較すると、病院薬剤師の年収は低くなります。勤務する病院の規模や地域、夜勤や当直勤務の有無によっても年収は異なります。

主な業務内容は薬剤の管理や調剤、服薬指導などで、医師や看護師など他の医療スタッフとの連携が必要です。病院薬剤師の年収が低いものの、いろいろな科目の経験を積めるなどの点から、スキルアップできる職場であると言えます。

製薬会社

製薬会社の平均年収は約431〜664万円です。専門知識や技術が要求されるため報酬が高く、成果に応じて追加の報酬も期待できます。製薬会社は医薬品の販売利益が大きく、業績が給与にも反映されやすいです。薬事職や研究職、MRなどは年収が高く、年収1,000万円を超える場合もあります。

主な業務内容は、新薬の効果や副作用の研究などです。

公務員薬剤師

公務員薬剤師の平均年収は約625万円で、薬剤師全体の中でも高い水準です。初任給は低いですが、年功序列の給与体系が多く、長く勤めるほど収入が増える傾向があります。公務員薬剤師は安定した収入が魅力で、長期的に働きたい方におすすめです。

公務員薬剤師の職場は、研究開発分野や薬事分野、保健所などさまざまです。ワークライフバランスが実現しやすく、福利厚生が充実しています。

薬剤師の年収を上げる方法5選

薬剤師の年収を上げる方法は、以下の5つです。

  • 年収の高い企業に転職する
  • 役員や管理職へ昇進する
  • 資格取得で専門性を高める
  • 年収の高い地域へ転勤する
  • 副業や独立で収入を増やす

それぞれわかりやすく解説するので、薬剤師として年収を上げるための参考にしてください。

年収の高い企業に転職する

現在の職場より高い年収を提示する企業に転職することで、年収アップできます。大手の調剤薬局や製薬会社は年収が高めに設定されていることが多いです。求人サイトやエージェントを活用すると、高年収の求人情報を効率的に収集できます。

転職で年収を上げるためには、市場調査を行うことも大切です。自分のスキルや経験が、転職市場でどのように評価されるかを理解しておきましょう。

管理薬剤師などの管理職へ昇進する

管理薬剤師などの管理職に昇進することで、年収が大幅に上がる可能性が高くなります。業務範囲の拡大や責任が増えるため、負担も増えますが、スキルアップになります。

管理薬剤師になるために原則として求められる要件は、以下のようなものです。

  • 薬局での5年以上の実務経験
  • 認定薬剤師の資格の保有
  • 薬局などで一定時間以上の勤務(一般的に1日あたり8時間が目安)

要件については、法律で定められたものではなく「推奨」です。しかし、管理薬剤師として責任を果たすためには、同等の経験や知識が必要になると考えておきましょう。

資格取得で専門性を高める

手当がつく資格を取得することで、年収アップにつながります。薬剤師の認定資格や専門資格を持つことで、他の薬剤師と差別化でき、昇進や昇給に有利になることも期待できます

専門資格の取得は容易ではありませんが、資格取得で専門性を高めるメリットは多いです。業務の幅が広がり、転職活動にも有利になることからも、資格の取得はおすすめです。

年収の高い地域へ転勤する

現在の職場より大きく年収アップを目指すのであれば、年収の高い地域へ転勤するのが有効な選択肢となります。人手不足で困っている地域は、年収が高い傾向があります。抵抗がなければ、転勤して収入アップを目指すのも一つの手です。

転勤を検討する場合は、通勤時間や生活環境も考慮する必要があります。地域ごとの求人情報をしっかりリサーチし、転勤支援サービスや転職エージェントを活用しましょう。

副業や独立で収入を増やす

副業や自分で薬局を開業することで、収入を増やす方法もあります。副業では、オンライン服薬指導やメディカルライターなど、薬剤師の資格を生かせるものがおすすめです。独立する場合、薬局の開設や、個人経営の薬局の後継者として経営する方法などがあります。自分に合った方法で、年収アップを目指しましょう。

まとめ

薬剤師の平均年収は約583万円ですが、同じ薬剤師でも年収には差があるのが実態です。

年収の差には、以下の要因が関係しています。

  • 地域
  • 年齢・性別
  • 職場

年収の差について認識することは、年収を上げるための鍵になります。年収を上げる方法は、以下のとおりです。

  • 年収の高い企業に転職する
  • 役員や管理職へ昇進する
  • 資格取得で専門性を高める
  • 年収の高い地域へ転勤する
  • 副業や独立で収入を増やす

現在の職場で年収アップを狙う場合は、経験を積むことやスキルアップが重要です。転職する場合は、薬剤師転職サイトや転職エージェントを活用すると、効率的に情報収集できます。転職する前に、自分の市場価値を把握しておくことが大切です。

薬剤師として年収の差について理解したうえで、自分のキャリアプランや生活に見合った方法で、年収アップを目指しましょう

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