薬剤師向けの漫画「アンサングシンデレラ」で失ったやる気を取り戻そう!!

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薬剤師が主人公の漫画『アンサングシンデレラ』

最近、薬剤師になりたての頃に抱いていた「患者さんのために頑張ろう」といった気持ちが薄れてきています。

薬剤師歴7年目に入り、普段の仕事には慣れ、ほとんどミスなく仕事ができるようになりました。

その一方で、収入の低さやルーチン業務ばかりの毎日に対して不満を感じ、イライラしてしまうのです。

こうした不満やいらだちを忘れ、当時の気持ちを思い出せる漫画が『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』

この漫画を読んでもう一度、薬剤師としてのモチベーションを取り戻しませんか?

目次

アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり

タイトルにもある通り、この漫画の主人公は病院薬剤師です

原作漫画を元にドラマ化もされたこともあって、一躍話題になりましたね。

まずは『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』の基本的な情報について紹介します。

『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』ってどんな漫画?

まずは、『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』に関する基本情報を紹介します。

作品名:アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり
作者:新井ママレ、医療原案:富野浩充
出版社:コアミックス
掲載誌:月間コミックゼノン コミック:全9巻

あらすじ

総合病院の薬剤師として働く、葵みどり・26歳。

医師のように頼られず、看護師のように親しまれなくても、今日も彼女は患者の「当たり前の毎日」を守るため、院内を駆け回る!!

称賛されなくてもあなたを支える医療ドラマ!!

出典:ebook japan|アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり1巻

登場人物

本作の主人公の葵みどりと関係する登場人物を紹介します。

葵 みどり (あおい みどり)

出典:アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 1巻より

本作の主人公であり、萬津総合病院の薬剤部で勤務する薬剤師2年目の女性。

頭のてっぺんに結んだ大きなおだんごヘアが特徴的。

おせっかいな性格のため、何かあると黙っていられずにすぐ口に出してしまうタイプ。

小野塚 綾 (おのづか りょう)

出典:アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 2巻より

24時間営業のドラッグストア『ナカノドラッグ』の調剤薬局に勤務する男性の薬剤師。

夜間営業時のワンオペや、週3日を上回る夜勤などをこなしている。

職場環境の悪さを理由に薬剤師としての責務を放棄し、後に葵との口論となる。

瀬野 (せの)

出典:アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 1巻より

萬津総合病院の薬剤部の主任薬剤師であり、5年前に転職してきた。

それまで他部署とのかかわりに消極的だった薬剤部を少しずつ変革させた張本人。

がむしゃらに頑張る葵を先回りしてフォローするような頼れる上司。

葵の目指す「医師や看護師に信頼される現場に必要な薬剤師」のひとり。

薬剤師としてのモチベーションを取り戻せるポイント3選

では、薬剤師としてのモチベーションを取り戻せるポイントや見どころについてお伝えします。

漫画を読み終わったら「もう一度患者さんのために頑張るぞ!」と思い直すかもしれませんよ。

ポイント①:薬剤師っていらなくない?

出典:アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり 1巻より

「もしかして、薬剤師っていらなくない?」

葵みどりが発したこのセリフは、薬剤師なら誰しもが一度は考えるのではないでしょうか。

私も薬剤師として働いていますが、薬剤師の存在意義に対して何度も疑問を感じます。

医師からは疎まれ、看護師からは便利屋のように扱われる。

そして、患者さんは「早く薬出して」と急かしてくるなんて日常茶飯事ですよね。

それでも彼女のように「薬を安全に患者さんに届けること」という薬剤師の存在理由に立ち返れるかどうか。

こぱむ

本当にここが大切だと思うんです。

彼女はドラッグストア勤務の薬剤師の小野塚と薬の取り扱いについて口論に発展してしまいます。

ですが、薬に関しては一切妥協しない姿勢は見習うべきところです。

医療スタッフと衝突したとしても「患者さんのために」なるのであれば仕方がないときもあるでしょう。

彼女の姿を見ていると「自分もこのままじゃいけない」と心動かされると思います。

ポイント②:葵みどりの「まっすぐ」なところ

葵みどりは薬剤師2年目とまだまだ駆け出し。

何でもこなす器用なタイプではなく、おっちょこちょいな面も多く見られますね。

そのため、周りからは「仕事ができない」と評価されています。

ですが、彼女の信念は、患者と正面から向き合うこと。

患者さんとの何気ない日常の会話も親身になって聞ける優しさを持ちあわせています。

そんな普段の会話や患者さんの様子から異変を察知できる洞察力の高さが彼女の特徴です。

「患者さんのために」と決めたら真っ直ぐ突き進む。

そんな彼女の姿を見ていると、今の自分自身の働き方を考えさせられました。

薬剤師とは言え、生活のために働いているのは間違いありません。

働き始めた頃は「患者さんのために」と一生懸命だったはずなのに、今は不満ばかりが先走っている状況。

何のために薬剤師として働いているのか考えさせられる漫画だと思います。

こぱむ

葵みどりのまっすぐなところを見本にして頑張らないと!

私自身、考え直すきっかけになりました。

ポイント③:葵みどりの上司である瀬野の存在

葵の上司である瀬野もまた、芯のある人間であり、患者さんのために働く薬剤師のひとり。

他部署と消極的だった薬剤部を変革した実績もあり、医療スタッフからも信頼されています。

一部の上司や医師などからは煙たがられるときもありますが、それは仕事に対して真剣だからこそ。

こんな上司の熱い一面を見たら、新人薬剤師は感化されると思います。

葵をはじめとする新人薬剤師に対しては、厳しく指導したり暖かく見守ったりとバランスをみながら接してくれる上司です。

「将来は瀬野さんみたいな上司になりたい」

そう思ったら今のままではいられないと思うはずですよ。

まとめ

『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』は薬剤師が主人公の漫画。

病院を舞台として患者さんのために駆け回る葵の姿に心を動かされます。

「薬剤師っていらなくない?」は薬剤師になれば誰しもが一度は感じることだと思います。

ですが、それは葵のように信念を持って仕事する大切さを失っているからかもしれません。

モチベーションを取り戻せる漫画なので、是非一度読んでみてください。

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この記事を書いた人

20代で離婚を経験したバツイチ薬剤師。
人生を変える転職を経験。
コンプレックスと向き合うための情報を発信します。

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