【薬剤師必見】退職マニュアル~伝え方から引き継ぎまで完全攻略

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薬剤師のための退職マニュアル~伝え方から引き継ぎまで完全攻略
  • 退職の意向、いつ伝えるのがベスト?
  • 人間関係の傷を残さず辞めたい
  • 退職で揉めたくない

トラブルなく辞めるポイントはいくつかありますが、伝え方ひとつですべてが変わります。

退職を切り出すタイミング・方法を間違えると、後々困ることになるかもしれません。

そこで今回は、退職を切り出すタイミング・正しい伝え方や引き継ぎの方法まで、マニュアル形式で解説します。

この記事で分かること!
  • 退職を切り出すベストなタイミング
  • 失敗しない退職の伝え方
  • 引き継ぎまで考慮したプラン
目次

退職に必要な書類と最適なタイミング

円満退職するには、筋を通すことが欠かせません。

ここでは、退職に必要な書類の準備退職の意向を伝える最適なタイミングについて解説します。

必要書類の準備

退職の手続きを進めるには、退職届と退職願が必要になります。

コタロ

退職届と退職願のサンプルは以下の通りです。

退職届は経営者に対して退職を通告する法的効力のある書類です。遅くとも退職日の2週間前に提出しなければなりません。

一方、退職願は退職の意向を伝える際に用いる書類です。法的効力はないため、引き止められたり、退職を認めなかったりする可能性があります。

退職願退職届
退職の意向を会社へ伝える書類
口頭でもOK
状況次第で撤回できることも
退職が正式決定したときに提出する書類
文書提出が必須
受理後されたら撤回はできない

そのため、退職願は必ずしも提出する必要はなく、口頭で退職の意向を伝えるケースもあります。

退職届は必ず必要!
退職願は口頭でもOK

退職を切り出す出タイミング

退職の意向は決意したタイミングで伝えるのがベストです。

民法によると、雇用期間の定めがない場合、2週間前に退職を申し出ることとされています。

(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

第六百二十七条 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。

出典:e-Gov法令検索|民法より一部抜粋

ですが、円満退職を目指すなら、できるだけ早く退職の意向を伝えるのがベストです。

上司・社長には、最低でも1ヶ月前には退職の意向を伝え、理解と協力を得るよう心がけましょう。

退職意向の伝え方と上司へ退職を切り出す際の注意点

退職を伝える方法は3つあります。

退職の意向を伝える3つの方法
  1. 口頭で伝える
  2. 退職願で伝える
  3. メールで伝える

円満退職したいなら、口頭+退職願がおすすめです。

退職願の書き方は、こちらの見出しを参考にしてください。

ここでは、口頭・メールで伝えるときのポイント上司へ退職を切り出す際の注意点について深掘りしていきましょう。

口頭で伝えるときのポイント

口頭で伝えるときは必ず、感謝の気持ちを伝えましょう。

コタロ

退職理由は本音と建前を使い分けるのが無難です。

具体例として、「新しいキャリアを目指したい」といった前向きな理由がおすすめです。

また、これまでの経験に対する感謝を忘れてはいけません。

感謝の気持ちを伝えつつ、具体的な退職希望日を申し出ることでスムーズに話が進みますよ。

メールでの伝え方

直接話す機会が取れない場合、メールで退職の意向を伝えることもあります。

ですが、メールで伝える方法はおすすめしません。

メールでは気持ちが伝わりにくく、誤解を生じやすいため、慎重に内容を考える必要があります。

  • 件名は明確に
  • 感謝の言葉を添える
  • 退職の理由と日程を記載

件名には「退職の意向について」など、明確で分かりやすい表現を使います。

本文の冒頭では、これまでの感謝の気持ちを述べ、その後で退職の意向と理由、希望の退職日を記載します。

メールで伝える場合でも、対面で伝えるのと同様に、ポジティブな退職理由を挙げると好印象です。

また、返信を促す文言を加え、円滑なコミュニケーションを心がけましょう。

コタロ

繰り返しになりますが、メールで伝えるのはおすすめしません

退職願を準備した方が丁寧ですが、直接口頭で伝えるのが円満退職の秘訣です。

上司へ退職を切り出す際の注意点

退職を上司に伝える際は、気配りがポイントです。

上司へ退職を切り出す際の注意点
  • 適切なタイミングを選ぶ
  • 退職理由は建設的なものに
  • 引き継ぎの提案をする

業務終了後など、落ち着いた時間帯で話せる時間を作ってもらいましょう。

転職理由は新しい挑戦など、前向きな理由の方が受け入れられやすいです。

また、スムーズな業務引き継ぎを提案することで、上司も退職を受け入れやすくなります。

退職の話をする際は、将来的にも良好な関係を維持できるように心がけましょう。

『業務の引き継ぎ』が退職トラブルを避けるポイント

退職時のトラブルを防止するには、業務の引き継ぎがカギになります。

引き継ぎ資料を準備する

引き継ぎは口頭だけでなく、資料も準備しておくのがベストな選択です。

資料を残しておくことで、引き継ぎの漏れを防げます。

マニュアルのような手順書があれば、残されたスタッフからの不満・反感を買うことも少なくなるでしょう。

後任者には情報共有を徹底

あなたの後任者には、情報共有を徹底するようにしてください。

後々、「聞いてない」なんてトラブルはよくある話ですが、後任者の精神的負担は大きなものになってしまいます。

安心して仕事ができる環境整備までできればベストですね

他部署へのあいさつもしておこう

他部署へのあいさつ回りもしておくとよいでしょう。

このとき、後任者も一緒に連れていくのがおすすめです。

薬局ならクリニック、病院なら病棟スタッフなどにあいさつしておきましょう。

あなたの気配りが、後任者と他部署が円滑にコミュニケーションを取るためのポイントになります。

感謝と気配りが円満退職の秘訣

今回の記事では退職の伝え方を解説しました。

この記事のポイント
  • 退職の意向は早めに伝える
  • 伝えるときは感謝の気持ちを忘れないこと
  • 引き継ぎは徹底的に

円満退職したいなら、残されたスタッフのことを考えて行動するのがポイントです。

あなたが退職した後もスムーズに業務が継続できるように気配り・心配りすると、感謝の気持ちも伝わりますよ。

気持ちよく背中を押してもらえるような退職をし、新たな気持ちで再スタートを切りましょう。

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この記事を書いた人

20代で離婚を経験したバツイチ薬剤師。
人生を変える転職を経験。
コンプレックスと向き合うための情報を発信します。

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