薬剤師を活かして夜バイト入れないかな….?
日勤の給料は高いとは言えず、収入に不満のある薬剤師は多いのではないでしょうか。
薬剤師にも夜間のバイト求人は存在するため、効率よく稼ぐのはもちろん、勤務先によっては実務経験を増やすことも可能です。
そこで本記事では、薬剤師の夜間バイトの種類や求人の見つけ方について解説します。
実体験をもとに解説していますので、夜間のバイトを探している薬剤師さんはぜひ参考にしてください。
- 薬剤師の夜間バイトの種類
- 夜バイトの時給相場
- 夜バイトのメリット・デメリット
- 夜間バイト求人の見つけ方
【薬剤師】夜間バイト先は3つに分かれる
薬剤師の夜間バイトは、大きく分けると以下の3種類になります。
休日夜間薬局
休日夜間薬局とは、地域の薬剤師会が運営する薬局のことです。
住まいのエリアに休日夜間薬局があれば、薬剤師会に問い合わせしてみましょう!
急病診療所と併設されるのが一般的で一次救急に対応するのが主な目的として運営されています。
入院や手術の必要がなく、自力で受診できる比較的軽症な患者に対応する救急医療のこと
休日夜間薬局でのバイトは、かかりつけ薬剤師になるための条件にも関わる活動になります。
» かかりつけ薬剤師になるには
効率よく稼ぎながら本業にもプラスになるため、特に、調剤薬局やドラッグストア勤務の薬剤師におすすめのバイト先です。
病院
救急対応する総合病院や個人病院でも、夜勤薬剤師を募集しているところがあります。
常勤の薬剤師は日中のみ。夜間対応はパート・アルバイトが担当するケースが具体例ですね。
ただし、夜勤とはいえ、病院での仕事内容は調剤薬局・ドラッグストアと全く異なります。
病院薬剤師は人手不足が慢性化しているため、夜間求人の中では比較的多く見られますが、病院での勤務経験が無ければ採用は難しいかもしれません。
新たなキャリアが積めるメリットもありますが、夜間の病院勤務はハードルの高いバイトともいえるでしょう。
調剤薬局やドラッグストア
24時間営業の調剤薬局・ドラッグストアでは、夜間の薬剤師を募集しているところもあります。
以下は、ファルマスタッフで掲載されている公開求人です。
国の方針として、調剤薬局やドラッグストアは、24時間調剤できる体制を整備するよう求められています。
» 厚生労働省(外部リンク)
そのため、今後は夜間バイト求人が増えることが予想されますが、現時点では多くありません。
このように、夜間求人を個人で探すのは効率が悪いため、転職エージェントに登録するのがおすすめです。
» おすすめの転職エージェント
薬剤師の夜間バイトの時給相場はいくら?
夜間の薬剤師バイトの時給相場を以下にまとめました。
バイトの種類 | 時給相場 |
---|---|
休日夜間薬局 | 2,000~3,000円 |
病院 | 2,000~3,000円 |
薬局・ドラッグストア | 2,000~2,500円 |
パート薬剤師の平均時給は2,400円です。
そのため、夜間バイトの時給相場は、パート薬剤師の時給と遜色ないといえるでしょう。
休日夜間薬局や病院の夜間バイトでは、日当として支給されるのが一般的です。
そのため、年末年始やGWなど、繫忙期のシフトに入ると時給換算で4,000円以上になる場合もあります。
薬剤師の夜間バイトのメリット・デメリット
夜間の薬剤師バイトのメリット・デメリットを以下にまとめました。
メリット | デメリット |
---|---|
経済的なゆとりが生まれる スキルアップのチャンス 比較的落ち着いた中で業務できる | 体力的な負担が増える 即戦力としての能力が必要不可欠 求人の絶対数が少ない |
夜間にバイトを入れることで、経済的なゆとりが生まれ、スキルアップ・キャリアアップのチャンスが増えるのは間違いありません。
それに加えて、夜間帯は日勤帯と比較して落ち着いているため、効率の良い稼ぎ方といえるでしょう。
その一方で、夜間も働くことで体力的な負担は増えるため、体調管理は欠かせません。
また、相談できるスタッフは限られるため、ひとりで解決策する能力が求められます。
何より、夜間バイト求人の絶対数が少ないところが最大のデメリットになるでしょう。
夜間のバイト先を見つけるのが、第一のハードルになります。
夜間バイトの薬剤師求人はどこにある?
夜間バイトの薬剤師求人を探す方法は以下の通りです。
夜間バイトの求人は絶対数が少ないため、探し出すのが最大のハードルになります。
もし、自力で探せない場合は、転職エージェントに相談するのがおすすめです。
薬剤師会
休日夜間薬局の求人を探す場合、薬剤師会へ問い合わせてみてください。
休日夜間薬局は薬剤師会で運営しているのが一般的です。
住まいのエリアに休日夜間薬局がある場合、その地域の薬剤師会へ問い合わせると回答が得られるでしょう。
ただし、薬剤師会への入会が必要条件になるのが一般的です。
もし、薬剤師会へ入会していない場合、休日夜間薬局では働けない可能性がある点は覚えておきましょう。
Indeed
Indeedは、夜間バイトの求人を取り扱いのある、総合求人サイトのひとつです。
自分で夜間バイトの求人を探す場合、Indeedは欠かせません。
ただし、他地域の求人だったり、コメディカルの求人が混在したりしてしまいます。
そのため、求人数が少ない、薬剤師の夜間バイトを自力で見つけ出すのは難易度が高いといえるでしょう。
転職エージェント
数少ない夜間バイトの求人を探すなら、転職エージェントへの登録は欠かせません。
薬剤師専門の転職エージェントなら、さまざまな求人を取り扱っているため、夜間バイトの求人に出会える可能性も高まるからです。
先ほど例として紹介した求人は、ファルマスタッフで取り扱っています。
とはいえ、求人の絶対数が少ない以上、ひとつの転職エージェントでは見つからない可能性もあります。
そのため、複数の転職エージェントに登録するのがおすすめです。
すべてのサービスを無料で利用できるため、登録だけでもしておくのがよいでしょう。
まとめ
夜間の薬剤師バイトは効率よく稼ぐ方法のひとつ。
バイト先の種類は、大きく分けると以下の3つになります。
効率よく稼ぐ手段としてはもちろん、スキルアップ・キャリアアップにもつながるため、おすすめです。
これらの求人を探すには、薬剤師会やIndeedを利用するのもひとつですが、薬剤師転職エージェントも欠かせません。
複数の転職エージェントに登録し、効率よく稼げる夜間のバイト先を見つけましょう。
コタロ