薬剤師として働きだすと、あることに気づくはず。
「薬剤師って性格悪いかも。」
そんな相手と上手く付き合おうと思ってはいけませんよ！
私が実践している「性格の悪い薬剤師との接し方」をそのままお伝えするので、参考にしてください。
【実録】性格が悪かった薬剤師5選！
早速ですが、私が出会った性格の悪い薬剤師を紹介します。
病院と調剤薬局それぞれで色んな人と出会ってきました。
見て見ぬふり。全く手伝わない病院薬剤師Y
女性薬剤師Yさんは、過去最高に性格悪い薬剤師でした。
出会ったのは、新卒で入職した総合病院です。
この人は全く手伝ってくれない、頼りにならない残念な先輩でした。
それでいて主任でしたから、余計に腹が立ったのを思い出します。
病院業務の中で、最も忙しく動き回るのがセントラル業務。
午前中はもちろん、外来投薬も立て込むと人手が足りなくなるのはいつものことです。
基本的には、新人薬剤師と主任の固定メンバーで、手が空いた病棟担当者がヘルプで入ってくれる業務体制でした。
そんな中、他の病棟担当者は手伝ってくれるのに、Yさんだけ全く手伝ってくれないのです。
彼女は婦人科の病棟担当で特段、忙しいわけでもないのに「いま忙しいから」の一点張り。
こぱむどう見ても暇そうなんですが！
1年目で周りに気を配れる余裕は無く、本当に助けて欲しくて勇気を出して声をかけたのに。
ですが、手伝わない本当のところは、単純にセントラル業務が「できないから」でした。
先輩や他の医療スタッフからの評判も悪く、忙しくない病棟へ左遷されたのだとか。
自己主張ばかりで仕事もできないまま、経験年数が増えていくと、あんな人間になってしまうのかと思いましたね。
この人は文句なし、No1.のモンスター薬剤師でした。
知識マウント！自分は仕事しない薬局薬剤師S
続いてのエントリーは、調剤薬局から。
知識マウントが激しい男性薬剤師のS先輩です。
「医学部志望だったんだよね」が口癖の先輩は、知識が豊富で質問すれば何でも答えてくれる人でした。
ですが、投薬業務が嫌いで全然捌けない。
週明けの月曜日なんて、患者さん多いのに全然手伝ってくれないのです。
こぱむ口じゃなくて手を動かしてよ！
「誰にでもできる仕事は好きじゃない」
と、謎の発言も。
だったら、医者を目指せばよかったのにね。
話好きは結構ですが、仕事はきちんとやってください！
誰でもできる仕事すらしないんですから、困った先輩でした。
一体何様！？看護師に怒鳴る病院薬剤師M
2つ目の病院勤務時代に出会った男性薬剤師も性格が悪くてイライラしましたね。
Mさんは、調剤薬局から出向で来ている派遣社員。
週に1～2回だけヘルプで入る薬剤師でした。
この人は、看護師さんからの評判がまあ悪い。
どんな理由があったのかは知りませんが、「新人看護師さんを怒鳴った」とクレームが入ったことがありました。
こぱむ相手は1年目で何も知らない看護師さんですよ？
優しく説明すればいいと思うんですけどね。
常勤でも無いのに、勝手な行動ばかりする人で後処理が大変だったんです。
そんな中、他部署に大迷惑行為をするだなんて…。
この後、私から病院長へ報告して派遣終了となりました。
平謝りする人の気持ちになって欲しいですね。
薬剤師のイメージを悪くするような行為は絶対にダメです。
というか、人としてアウトですよね。
パワハラ！事務員に物を投げる管理薬剤師A
ハラスメントがひどい管理薬剤師のAさん。
彼は薬剤師に対しては優しくて評判が良かったのですが、事務員さんからの評判が悪くて有名でした。
こぱむそんな人には見えないんだけどな…。
ですが実際は、役職によって態度を変えるパワハラ薬剤師だったのです。
強い口調で話すこともあれば、物に当たり散らしたり、物を投げつけることもあったのだとか。
当然、パワハラですし、社長の耳に届いてクビになりました。
人によって態度を変える行為は最低だと思います。
権利ばかり主張！プライド高めの薬局薬剤師K
最後は、最強の後輩、女性薬剤師のKさん。
彼女もNo1.クラスに迫る勢いで性格が悪い子でしたね。
先輩の注意は全く聞かない、アドバイスも聞く耳を持たない。
こぱむもちろん、僕の話も聞いてくれません。
自己判断で勝手に動いてミスをする、最悪の後輩でした。
事務さんの優しい言葉だけ受け入れ、先輩の話や意見は聞き入れない。
そればかりでなく、出勤時間や休憩時間、休日申請などの権利ばかり主張する、かわいげのない子でした。
この子のせいで、先輩は体調を崩すし、最終的に私も倒れてしまいましたからね。
詳しくは、こちらの雑記に書いてあります。
二度と一緒に仕事したくない薬剤師に入るでしょう。
性格の悪い薬剤師と上手く付き合う方法
クセつよ薬剤師がたくさんいる中で、上手に付き合うにはどうしたらいいのでしょうか。
私が見つけた答えをお伝えします！
基本的に「聞き流す」でOK
基本的な対処法ですが、これがベストでしょう。
性格の悪い人は、プライドが高かったり自己主張が激しかったりします。
また、平気で人を傷つけるような言動を取れるのが特徴です。
そんな人をまともに相手していたら、こっちのメンタルが崩壊してしまいます。
こぱむあの人また変なこと言ってるな。
こんな感じで、基本的には聞き流してしまってOKです。
しつこい人は「はい」と言っておく
性格の悪い人は聞き流すことに対しても反応し、攻撃してくる人もいます。
こぱむはい（うるさい人だな）
と、早めに話を切り上げてしまいましょう。
精神的に疲れるような会話はできるだけ避けるべきです。
それでもダメなら「無視！」
尊敬できないような人に対して、真剣に向き合う必要はありません。
最悪、無視するくらいでOKです。
性格の悪い人を敵に回しても何も怖くありませんし、みんな嫌いなはずですよ。
自分のことを守ってあげるのは、まずは自分自身。
距離を置く手段として、「無視」は立派な護身術になります。
性格の良い薬剤師もいる！
ここまで性格の悪い人の話ばかりで嫌な気分になったかもしれません。
ですが、性格の良い薬剤師も存在します！
実際に出会った人たちを少しだけ紹介しますね。
雰囲気づくりの天才！笑顔が素敵なMさん
出会った後輩の中で素敵だと思った女性薬剤師のMさん。
仕事ができるとか頭のいいタイプの子ではありませんでしたが、とても謙虚な子で、どんな人に対しても低姿勢。
笑顔が絶えないので、周りも自然と癒される後輩でした。
注意を受けても素直に聞き入れてくれるし、仕事のメリハリもしっかりしています。
注意を受けた相手にも話しかけてくるので、職場内が悪い雰囲気になることはありませんでした。
後輩ではありましたが、人としてしっかりした子だな、と尊敬しているひとりです。
漢気！自己犠牲もいとわない同期のT君
同期入職したT君は、心のあり方がとてもかっこいいのが印象的。
「看護師さんが困れば患者さんが困る」
そう言って、積極的にスタッフと連携を取りに行く彼は、信頼も厚く頼りにされる人材でした。
こぱむ俺も負けてられない！
そう思って、彼のいいところを真似していましたね。
同い年だけれど大人っぽい考え方で、こんなに尊敬できる奴はいないと断言できる人柄でした。
困ったら俺に言え！頼れる先輩Hさん
最初に勤めた病院の男性薬剤師のH先輩。
こぱむ僕はこの人のおかげで考え方が変わりました。
長い目線で長期的に指導してくれた恩人です。
とにかく、「何か困ったら俺に言え」と言ってくれる頼もしさ。
それが、休日であろうと、夜間帯であろうと関係ありません。
損得勘定で動くような人ではないところに感動しました。
こぱむH先輩が困っていたら、力になれるようになりたい！
そう思うくらい、たくさんのサポートをしてくれました。
先輩のおかげで、「誰かのために」と考えられるようになったのかもしれません。
まとめ
性格の悪い薬剤師に対しては、まともに相手するひつようはありません。
基本的にはスルーして、「はい」と聞き流すくらいで大丈夫です。
嫌な人ばかりに思うかもしれませんが、素敵な薬剤師は必ずいます。
自分自身まで嫌な薬剤師にならないよう、距離を置いて仕事をしていきましょう！
