感染制御認定薬剤師とは?
感染制御認定薬剤師は、「一般社団法人 日本病院薬剤師会」にて取得できる資格です。
感染制御や薬物療法の知識、実践能力が一定の水準に達することで認定される資格で、これを取得すると「感染制御専門薬剤師」にステップアップすることも可能です。
2008年から資格制度が施行されています。
< 仕事内容 >
- 感染発生の予防や拡大防止への業務
- 感染対策マニュアルの作成
- 感染症患者への適切な薬物措置や副作用管理
- 医療スタッフに感染予防や消毒の適切な方法などの指導を行う
感染制御認定薬剤師の申請手続き・更新申請については、要点のみを記載しています。
詳細につきましては、一般社団法人 日本病院薬剤師会にて確認をお願いいたします。
申請方法や取得条件など
認定団体 | 一般社団法人 日本病院薬剤師会 |
取得するまでの費用 | 講習会受講料:一律税込8,800円 <認定審査料> 会 員:税込11,000円 非会員:税込16,500円 <認定料> 税込22,000円 令和5年度、令和6年度感染制御認定薬剤師認定試験合格者で、認定審査に合格された方 |
申請資格 | 感染制御認定薬剤師認定申請資格 |
講 習 | 日本病院薬剤師会が認定する感染制御領域の講習会 別に定める学会が主催する感染制御領域の講習会 |
必要単位数 | 必要な単位:合計10単位以上(20時間) 日本病院薬剤師会主催の感染制御に関する講習会を1回以上受講していること。 |
認定申請に必要な書類 | (1)認定申請様式一式(全て郵送してください) (2)申請に関連する添付書類一式(全て郵送してください) (3)振替払込請求書兼受領証の写し(様式7に貼付して下さい。) 感染制御認定薬剤師認定申請書等のダウンロード(ZIPファイル) |
オンライン申請 | オンライン申請フォームに認定申請者情報等の入力、業務内容の要約のアップロードをお願いいたします。 オンライン申請フォーム ※ 郵送に先立ちオンライン申請フォームへの入力・アップロードを必ず行ってください。 |
認定審査料の振込先 | ゆうちょ銀行に備え付けの郵便振込取扱票を用いて、下記の口座へお振り込み下さい。 【口座番号】 00190-5-77233 【加入者名】 一般社団法人日本病院薬剤師会 郵便振込取扱票の通信欄には、次の情報を必ず記載してください。 「感染制御認定薬剤師認定審査料」、「施設名」、「氏名」、「受付番号」 認定審査料のお支払いは、ゆうちょ銀行の口座へお振り込みの上、振替払込請求書兼受領証の写しを、様式8に貼付してください。 ※ 受付番号はオンライン申請フォームへの入力・アップロードが完了すると付与されます。 ※ 受付番号の記載漏れにご注意ください。 (振込取扱票見本はここをクリック) 振替払込請求書兼受領証の写しを、様式8に貼付してください。 |
申請書の送付先 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目12-15 日本薬学会長井記念館8階 一般社団法人 日本病院薬剤師会 事務局事業課 ※ 封筒の表書きに「感染制御認定薬剤師認定申請書在中」と明記し、全ての様式及び添付書類を郵送してください。 上記郵送用住所、受付番号等はオンライン申請フォームへの入力・アップロードが完了すると受付メールで表示されますので、そちらを切り取り封筒に貼付することもできます。 |
参考資料 | 感染制御認定薬剤師認定者の公表について 令和6年度 感染制御認定薬剤師認定試験 |
問い合わせ先 | 一般社団法人日本病院薬剤師会 事務局事業課 E-Mail:jigyo@jshp.or.jp |
追加資料送付先 | 一般社団法人日本病院薬剤師会 事務局事業課 E-Mail:shinsei@jshp.or.jp |
更新申請について
認定期間 | 5年 |
更新費用 | <更新審査料> 会 員:税込11,000円 非会員:税込16,500円 <更新料> 税込22,000円 |
更新申請資格 | 認定期間中継続して、日本病院薬剤師会の会員であること。ただし、別記1に定める団体のいずれかの会員であればこれを満たす。 更新申請時において、日病薬病院薬学認定薬剤師であること。ただし、日本医療薬学会の専門薬剤師制度により認定された専門薬剤師であればこれを満たす。 更新申請時において、日本薬学会、日本医療薬学会、日本臨床薬理学会のいずれかの会員であり、かつ、日本TDM学会、ICD制度協議会に加盟している学会・研究会のいずれかの会員であること。 認定期間中、施設内において感染制御に関する専門的業務に従事していたことを証明できること。 更新申請までの5年間に、別記2に定める感染制御に関する講習単位30単位以上(特段の理由がない限り、毎年最低3単位以上)を取得すること。ただし、30単位のうち日本病院薬剤師会の感染制御に関する講習会で12単位以上を取得すること。 更新申請までの5年間に、施設内において、感染制御に貢献した業務内容及び薬剤師としての薬学的介入により実施した対策の内容を10例以上報告できること。 更新申請までの5年間に、関連する国際学会、全国レベルの学会あるいは日本病院薬剤師会ブロック学術大会において感染制御に関する学会発表が1回以上(共同発表者でも可)、または複数査読制のある国際的あるいは全国的な学会誌・学術雑誌に感染制御に関する学術論文が1編以上(共同著者でも可)あること。 感染制御認定薬剤師認定の更新条件 |
必要単位数 | 更新申請までの5年間に30単位以上を取得 30単位のうち日本病院薬剤師会の感染制御に関する講習会で12単位以上を取得 |
更新に必要な書類 | (1)更新申請様式一式(全て郵送してください) (2)更新申請に関連する添付書類一式(全て郵送してください) (3)振替払込請求書兼受領証の写し(様式9に貼付して下さい。) 感染制御認定薬剤師更新申請書等のダウンロード(ZIPファイル) |
オンライン申請 | 更新申請はオンライン申請フォームに更新申請者情報等の入力、薬剤管理指導実績の要約、学会発表リスト、学術論文リストのアップロードをお願いいたします。 オンライン申請フォーム ※ 郵送に先立ちオンライン申請フォームへの入力・アップロードを必ず行ってください。 |
更新審査料の振込先 | (1)ゆうちょ銀行に備え付けの郵便振込取扱票を用いて、下記の口座へお振り込み下さい。 【口座番号】 00190-5-77233 【加入者名】 一般社団法人日本病院薬剤師会 (2)郵便振込取扱票の通信欄には、次の情報を必ず記載してください。 「感染制御認定薬剤師更新審査料」、「施設名」、「氏名」、「受付番号」 ※ 受付番号はオンライン申請フォームへの入力・アップロードが完了すると付与されます。 ※ 受付番号の記載漏れにご注意ください。 (振込取扱票見本はここをクリック) (3)振替払込請求書兼受領証の写しを、様式9に貼付してください。 |
申請書の送付先 | 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目12-15 日本薬学会長井記念館8階 一般社団法人 日本病院薬剤師会 事務局事業課 ※ 封筒の表書きに「受付番号」及び「感染制御認定薬剤師更新申請書在中」と明記し、全ての様式及び添付書類を郵送してください。 上記郵送用住所、受付番号等はオンライン申請フォームへの入力・アップロードが完了すると受付メールで表示されますので、そちらを切り取り封筒に貼付することもできます。 |
問い合わせ先 | 一般社団法人日本病院薬剤師会 事務局事業課 E-Mail:jigyo@jshp.or.jp |
追加資料送付先 | 一般社団法人日本病院薬剤師会 事務局事業課 E-Mail:shinsei@jshp.or.jp |
更新に必要な講習単位数一覧
研修項目 | 単位数 |
---|---|
日本病院薬剤師会の感染制御に関する講習会(※1)への参加 | 6/日 |
日本病院薬剤師会Future Pharmacist Forumでの感染制御に関するシンポジウムへの参加 | 1/2時間 |
厚生労働省委託の感染制御に関する講習会への参加 (現地開催) | 6/日 |
厚生労働省委託の感染制御に関する講習会への参加 (WEB開催) | 6/回 |
都道府県実施の感染制御に関する講習会への参加 | 1/2時間 |
ICD協議会が主催する講習会への参加 | 2/回 |
四病院団体協議会のICS養成のための講習会への参加 | 9/コース |
各都道府県病院薬剤師会(ブロック学術大会含む)の感染制御に関する講習会(※2)への参加 | 1/2時間(※3) |
対象となる学会・研究会(※4)の主催する感染制御に関する講習会への参加 | 1/2時間 |
日本病院薬剤師会が認定した感染制御に関する集合研修(※5)への参加 | 1/2時間 |
日本病院薬剤師会が実施する感染制御に関するeラーニングの受講 | 0.25/30分 |
国際学会あるいは全国レベルの学会(※6)においての 感染制御に関する学会、研究会等での発表(筆頭演者) | 3/報 |
国際学会あるいは全国レベルの学会(※6)においての 感染制御に関する学会、研究会等での発表(共同演者) | 1/報 |
複数査読制のある国際的あるいは全国的な学会誌・学術 雑誌に感染制御に関する学術論文(筆頭著者) | 10/編 |
複数査読制のある国際的あるいは全国的な学会誌・学術 雑誌に感染制御に関する学術論文(共同著者) | 4/編 |
※1 日本病院薬剤師会が主催する感染制御に関する講習会
※2 講習会を開催する都道府県病院薬剤師会は、日本病院薬剤師会に申し込みを行い、承認を得ること。
※3 最低1時間以上 1時間:0.5単位 1時間30分:0.75単位
※4 日本薬学会、日本医療薬学会、日本臨床薬理学会、日本TDM学会、ICD制度協議会に加盟している学会・研究会
※5 集合研修の主催者は、日本病院薬剤師会に申し込みを行い、承認を得ること。
※6 日本病院薬剤師会ブロック学術大会もこれに準じる。
HIV感染症薬物療法認定薬剤師
漢方薬・生薬認定薬剤師(おすすめ)
救急認定薬剤師
抗菌科学療法認定薬剤師
腎臓病薬物療法認定薬剤師
日病薬認定指導薬剤師
妊婦・授乳婦薬物療法認定薬剤師
老年薬学認定薬剤師
外来がん治療認定薬剤師
がん薬物療法認定薬剤師(おすすめ)
研修認定薬剤師(おすすめ)
在宅療養支援認定薬剤師(おすすめ)
精神科薬物療法認定薬剤師
日病薬病院薬学認定薬剤師
認定実務実習指導薬剤師
認知症研修認定薬剤師
感染制御認定薬剤師(おすすめ)
緩和薬物療法認定薬剤師(おすすめ)
公認スポーツファーマシスト
小児薬物療法認定薬剤師
糖尿病薬物療法認定薬剤師
医療薬学専門薬剤師
プライマリ・ケア認定薬剤師(おすすめ)
災害医療認定薬剤師
DLM認定薬剤師