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時給5000円!?派遣薬剤師の年収や働き方やデメリットを徹底解説

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正社員として働く薬剤師には、年収を上げたい・労働時間が長いなどの悩みはつきものです。

特に、病院や調剤薬局での勤務は業務量が多く、長時間の残業で心と体がボロボロになる方も多いでしょう。

こうした悩みや不満を解決できる選択肢となり得るのが「派遣薬剤師」です。

この記事では、派遣薬剤師の年収や働き方、メリット・デメリットを解説します。

この記事を読んでわかること
  • 派遣薬剤師の年収っていくら?
  • 派遣薬剤師のメリット・デメリットは?
  • ぶっちゃけ正社員と比べるとどうなの!?
コタロ
コタロ

こちらの記事を読んでいただくことで、「派遣薬剤師」の働き方を知ることができます。
お金と仕事の悩みを解決し、プライベートも充実できる働き方ができれば、モチベーションアップにも期待できますよ。

この記事を書いた人

コタロ


@kotaro_aoyaku

  • 薬剤師9年目
  • 転職を4度経験
  • 副業Webライター×学校薬剤師

公務員薬局病院×薬局(ダブルワーク)薬局(継承予定)

目次

派遣薬剤師の年収はいくら?

派遣薬剤師の平均年収は、約440万円〜約580万円の範囲です。

派遣薬剤師の給料は、時給換算で計算されるため、働いた時間によって収入が大きく左右されます。

この記事を読んでいる方には、正社員薬剤師として勤務している方も多いでしょう。

正社員薬剤師と派遣薬剤師では、年収にどのような違いがあるのかを解説します。

派遣薬剤師より正社員の方が年収は高い

一般的に、派遣薬剤師より正社員の方が年収は高い傾向にあります

これは、正社員にボーナスや手当が支給されるためです。

月収で言うと、一般的な時給の派遣社員と正社員の収入の違いはそれほどありません。

正社員より派遣薬剤師の方が時給は高い

正社員の方が年収は高いですが、時給は派遣薬剤師の方が高い傾向にあります。

派遣薬剤師の平均的な時給は2500円〜3000円程度です。

例えば週5日8時間勤務とすると、正社員のボーナス無しの年収と変わらない水準となります。

正社員は残業などが常態化していることもあり、それを踏まえると派遣薬剤師の方が高時給です。

平均時給を元にシミュレーションしてみよう!

派遣薬剤師を検討している方は、求人に掲載されている時給を基に、年収がどのくらいになるのかシミュレーションしてみましょう。

時給×(月勤務日数×時間)=月収

薬剤師の給与は地域によって大きく差があります。

これは、地域における薬剤師の需要と供給のバランスによるものです。

自分の地域の派遣薬剤師の求人は時給がいくらぐらいなのか調べてみましょう。

コタロ
コタロ

どのくらいの収入が見込めるのかシミュレーションすることで、今後のキャリアプランを立てやすくなります。
実際に勤務してから「希望の金額と違う!」ということがないように、面接・面談時に収入がどのくらいになるか確認を忘れずにしましょう!

派遣薬剤師の働き方

派遣薬剤師は、一般的な派遣社員と同じように派遣会社と雇用契約を結ぶことで、派遣先を紹介してもらえます。

派遣される勤務先は以下の通りです。

  • 調剤薬局
  • ドラッグストア
  • 病院

高時給を狙いたい方には、病院薬剤師がおすすめです

勤務先によっては深夜勤務があるため、時給がアップすることがあります。

夜勤は心身の負担が大きいですが、短期的に稼ぎたいという方は検討してみると良いでしょう。

調剤薬局への派遣

主な派遣先として挙げられるのは、調剤薬局での業務です。

外来患者様への投薬や薬歴記載など、ルーチン業務をどれだけ素早く行えるかが求められます。

また、在宅患者や施設患者への服薬指導に対応できる知識も必要です。

薬剤師としての基礎ができているかどうかが試される職場と言えるでしょう。

ドラッグストアへの派遣

ドラッグストアでの主な業務は以下の通りです。

  • 調剤業務
  • OTC医薬品(市販薬)の販売
  • 日用品などの陳列や品出し
  • 在庫管理

薬を買い求めに来るお客様と接する機会も多いため、店舗内にある商品に対する幅広い知識と接客スキルが必要となります。

特に薬剤師として求められるのは、お客様のニーズに応える正しい服薬指導です。

頭痛や腹痛、発熱などのさまざまなお悩みに対して、解決できる市販薬を選ぶスキルは欠かせません。

病院への派遣

病院での派遣業務は、以下のようなセントラル業務が主な仕事内容となります。

  • 注射の払い出し
  • 入院患者・外来患者の調剤
  • 入院患者への服薬指導
  • 抗がん剤のミキシング

医師や看護師などの医療スタッフと接する機会が多く、専門的な臨床知識と経験が得られます。

ただし、調剤薬局やドラッグストアと比較して、病院の派遣求人が市場に出回るケースは多くありません

そのため、病院勤務を希望する場合、あらかじめ派遣会社に申し伝えておくことをおすすめします。

派遣薬剤師のメリット3選

正社員と比較して、派遣薬剤師として働くメリットは以下の3点です。

  • 高時給で働くことができる
  • 働き方の自由度が高い
  • いろんな場所で経験を積むことができる

医師や看護師のように、薬剤師の働き方も多様化しています。

理想のワーク・ライフ・バランスを実現するためにも、派遣薬剤師のメリットを理解しましょう。

高時給で働くことができる

派遣薬剤師として働く最大のメリットは、高時給で働けることです。

令和5年賃金構造基本統計調査では、正社員薬剤師の年収を時給換算すると約2,400円になります。

派遣薬剤師の時給が3,000円以上の職場も多くありますので、正社員と比較して約1.3倍以上も効率よく稼ぐことができるのです

また、薬剤師が不足している地域では、より高時給で働ける傾向にあります。

効率よく稼ぎたい場合は、派遣薬剤師として働くのがおすすめです。

働き方の自由度が高い

派遣薬剤師として働く2つ目のメリットは、働き方の自由度が高いところにあります。

派遣薬剤師は、契約内での業務が基本となるため、定時で上がれるのが一般的です。

雇用者側も、高時給の派遣薬剤師にはできるだけ残業が発生しないよう配慮しています。

また、自身のライフスタイルに合わせて出勤時間や曜日の選択もできるため、プライベートの時間は確保しやすい傾向にあるでしょう。

さまざまな場所で経験を積むことができる

派遣薬剤師は、さまざまな場所で経験を積むことができるメリットもあります。

派遣薬剤師は契約期間が定められているため、契約期間が満了となれば次の職場と新たな契約を結ぶのが一般的な働き方です。

そのため、必然的に多くの職場で勤務することになり、新たなスキルや経験を積み重ねていきます。

また、多くの人との出会いも価値観を広げるきっかけとなり、成長の要因となるでしょう

派遣薬剤師のデメリット3選

派遣薬剤師として働くことを考える場合、以下のようなデメリットも押さえておきましょう。

  • 安定性の確保が難しい
  • 職場でのキャリアアップが難しい
  • 職場の人間関係の構築が難しい

派遣薬剤師は、特に収入面や人間関係が安定しにくい職業形態です。

しかし、正社員では体験できないさまざまな経営方針や、さまざまな人間とのつながりから将来的なキャリアアップが見込まれます

デメリットをメリットに切り替えて、スキルアップを図りましょう。

正社員のような安定性は少ない

派遣薬剤師は、正社員のような安定性はありません。

時給での給料計算となるため、病気やけがなどで働けない期間がある場合は、その分だけ収入が減ってしまいます。

そのため、体調はもちろん、自己管理能力が高くなければ派遣薬剤師としての活躍は難しいです。

安定性を重視した働き方を求める場合は、キャリアプランを慎重に考慮しましょう。

コタロ
コタロ

大きな病気やけがで出社できない場合、派遣会社に「休業補償」の制度を確認しましょう。
国および会社から、総支給額の0.6~0.8%の補償がもらえる場合があります。

雇用期間が決まっている

派遣薬剤師は、働き方の自由度が高い一方、雇用期間が決まっている点に注意しなければなりません

雇用期間が満了となれば、次の派遣先を見つけない限り、無収入の状態が続いてしまいます。

また、雇用期間が決まっているため、職場のマネジメント業務は管理薬剤師が担当するケースが大半です。

マネジメント業務を任せられる派遣薬剤師はひと握りですが、実績を重ねて信頼を勝ち取れるよう、派遣薬剤師のメリットを活かしましょう

人間関係づくりが難しい

派遣薬剤師は、さまざまな職場で経験を積むことができますが、人間関係づくりは難しいところがデメリットと言えるでしょう。

限られた雇用期間で良好な人間関係を築くのは、相当なコミュニケーション能力が求められます。

しかし、多くの薬剤師やスタッフと出会えるのは派遣薬剤師ならではの特徴です。

価値観が広がることで、自身のコミュニケーション能力も自然と高まります

派遣薬剤師として時給5000円達成するための3ステップ!

派遣薬剤師としてのメリットを最大限に活かすなら、より高額な時給で働き続けるのがベストでしょう。

時給5000円を超える派遣求人が市場に出回ることもあり、こうしたチャンスを掴むのが成功のカギです。

ここでは、高収入派遣薬剤師になるための方法を3ステップで紹介していきます。

 ステップ①:派遣会社への登録

派遣薬剤師として働くには、派遣会社への登録が必要です。

正社員やパート社員とは異なり、雇用主は派遣会社になります。

派遣会社によって有給制度や福利厚生、サポート体制などは異なるため、事前に確認することがポイントです。

派遣会社への登録はオンライン上で完結するので、手続きに手間はかかりません。

派遣会社から仕事を紹介されると、その派遣先に従事できます。

派遣薬剤師として働くなら、『ファル・メイト』への登録をするのがおすすめです。

派遣業務に特化しており、サポート体制も充実しています。

ステップ②:派遣薬剤師としての実績を積む・資格の取得

ここから、派遣薬剤師としてひたすら実績を積んでいきましょう!

さまざまな職場を経験することで、豊富な知識や専門性の高いスキルが身についていくことでしょう。

派遣薬剤師は、残業が少なく自由度の高い働き方です。

そのメリットを活かし、スキルアップにつながる資格の取得やスキルアップに挑戦することは、時給5,000円薬剤師になるためには必須です

具体的にスキルアップに有効な資格や実践スキルは以下のものが挙げられます。

  • 研修認定薬剤師:時給アップの交渉材料
  • 実践スキル:1日100枚以上の外来処方せん対応実績や在宅業務の実績など
  • 対応力:内規に対応できる・コミュニケーション能力など

薬剤師として求められるのは、医療に関連する知識だけではありません。

コミュニケーション能力を高め、どの職場からも求められる人材になれば、時給単価アップも期待できるでしょう。

ステップ③:派遣契約の延長&時給アップ

これまでの仕事内容が評価されると、派遣の契約延長や時給を打診されるケースがあります

また、次の派遣先との契約交渉でも、実績や経験を加味した契約内容を提示されることがあるのです。

雇用者側に、「このまま働いて欲しい!」「是非とも働いてもらいたい!」と思ってもらえる人材となれば、派遣契約期間の延長や高単価の時給提示が期待できます。

前の職場の経験を次の職場に還元することで、次の職場でも即戦力以上の信頼を得ることができるでしょう。

たとえ契約期間の延長がなくても、その経験とスキルは次の派遣先に活かせます。

この3ステップをコツコツと積み重ねて、時給5000円以上の派遣薬剤師を目指しましょう!

派遣薬剤師として、お金も時間も充実させよう!

この記事では、派遣薬剤師の年収やメリット・デメリットを中心に紹介してきました。

派遣薬剤師の平均年収は正社員よりも低い傾向にあります。

しかし、時給換算では正社員より高い傾向にあります。

働く時間に大きく左右される働き方のため、自分の場合はどのくらいの収入が見込めるのか、シミュレーションしてみましょう。

派遣薬剤師として働くメリット・デメリットは以下の通りです。

メリットデメリット
高時給で働くことができる
働き方の自由度が高い
さまざま場所で経験を積むことができる
正社員のような安定性は少ない
雇用期間が決まっている
人間関係づくりが難しい

性格や求めるワークライフバランスによっては、派遣薬剤師という働き方はとても魅力的です。

何よりプライベートの時間を増やして、その時間を家族や友人との時間に使うもよし、スキルアップの時間に使うもよし。

選択肢を増やすことは、人生を豊かに生きるためにはとても重要だと私は思います。

正しくスキルアップを行えば、正社員よりも高収入で時間的にも自由な働き方を得ることができますよ!

派遣薬剤師のメリット・デメリットを理解した上で、”自分らしく生きる”ための選択肢のひとつとしてキャリアアップを目指しましょう!

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